昔からタスク管理ツールを使うのが苦手。WunderlistもTodoistもGoogle Keepもいろいろと試したんだけど、結局使うのを諦めた。ここ2年くらいはMarkdownでタスクリストを書くようにしている。その心は:
- キーボードだけで操作が全て完結する
- 複数項目を一気に移動したいときは範囲選択してカット&ペーストしたら良い
- 付随する情報の表現が簡単で、一覧性に優れている
- 買い物というタスクには、卵を買うとかピーマンを買うみたいな情報があるはず
- 階層化されたツールだといちいち買い物タスクの小タスク(中身)を見に行く必要があって不便
といった感じ。これに加えて、使うツール極力減らしたいという意図もあって、家事についてはGitHubのIssue上で管理している。結構こまごましたことも書いておいて、ちまちま潰すのが達成感があって良い。
スマートフォンからチェックボックスを操作できないのが若干痛いけど、だいたい常時PCを開いているので苦にはならない。
では業務ではどうなのかというと、いろいろと理由はあるけれど主にだるいという理由でやっていない。頻繁にタスクの優先度を上げ下げしたりいろんなメモを書き込んでいきたいわけだけれど、都度Issueを開いて書き換えるという行動はコストになる。あとはローカルに保存しておきたいという話題もある。
これまではMacを使っていたのでStickiesとかでお茶をにごしていたのだけれど、最近はLinuxデスクトップを使っていて(このあたりは今度別に書く)、いい感じのアプリがないのでどうしたものかなーと思っていた。そういう状態を放置していたらだんだんとタスクを管理しきれなくなってきたので、最近は手元でうまいぐあいにMarkdownファイルを生成してToDo管理ができる小さなツールを書いて使ってる。
これを todo
というファイル名で適当にパスの通った場所に置いてる。
todo [edit]
$HOME/.todo
ディレクトリにYYYY-mm-dd.md
という名前のファイルを作成して開く- 今日のファイルがなかったら新規作成or前日のデータをコピーして開く
todo history
- pecoで過去の日付のファイルを開く
くらいの機能がある。タスク管理くらいのフロー感のある情報だとホームディレクトリとか適当なところに置きがちだけど、いちいち vim ~/todo.md
とかで開くのはだるいし、ホームディレクトリにそういうファイルがあるのも気になって仕方がないタチなのでできれば隠したい。todo
コマンド一発で今日の日付のタスク管理ファイルを開けるのは気軽だし、毎日新たに作りなおすので日次で作業がどれだけ進んだのかとかどれだけタスクが積まれたのかなどがわかって良い。と思う。Gitで管理/検索などできるようなサブコマンドとかあれば良いのかなーと思いつつ、いまのところこれくらいで不自由していないので手をつけていない。
あとはお好きなエディタにMarkdownをいい感じに編集するプラグインなどを入れて、チェックボックスに一発でチェックを入れられるようにしたら良いと思う。
仕事上常に端末を開いているので、僕にはこれくらいのタスク管理方法が合っている。