めっちゃ小ネタだし知ってるわって人も多そうな話題なのだけど、CDKでEC2建立するときに addUserData
でなんかするのが便利。
例えば、Perlの最新版をインストールしたいときは以下みたいな感じでxbuildを使って達成できる。
const bastion = new ec2.BastionHostLinux(this, 'bastion', { vpc }); bastion.instance.addUserData( 'yum -y update', 'yum -y install gcc', 'wget https://github.com/tagomoris/xbuild/archive/refs/heads/master.zip -P /tmp', 'unzip /tmp/master.zip -d /tmp', '/tmp/xbuild-master/perl-install 5.36.0 /opt/perl-5.36', );
CDK実行時は addUserData
内のコマンドを待つわけではないので、建立直後は実行完了までしばらく待つ必要がある。
ちなみに BastionHostLinux
を使う必要はない。 Instance
でOK。SSM agentが入っているとPrivate Subnetに建てたとしてもWebコンソールからシュッと接続できるため自分は便利に使っている。が、(いまのところ)Amazon Linux 2が建つので要注意という感じではある。
ちょっと凝ったことしたいなら、curlで取得して実行する手もある。けどあんまセキュアな行いではないと思う…
const bastion = new ec2.BastionHostLinux(this, 'bastion', { vpc }); bastion.instance.addUserData( 'sh -c "$(curl -fsSL ...)"', );
自分の場合はときどきRTMPのプロキシを用意したくて、nginx-rtmp-module入りのNginxをビルドするのに同じようなことをしている。
以上、わざわざプロビジョニングのあれこれを考えたくなくて環境が整ったEC2をシュッと建てたいときに使えるテクでした。