あんパン

こしあん派

近況

これまでアルバイト期間含めて4年程度はてなブログの開発に携わっていましたが、今月の頭にマンガのビューアなどを作る部署へ転属になりました。

肩書きとしてはWebアプリケーションエンジニアなので普段はPerlとTypeScriptを書きつつ、ここ1年くらいはインフラ周りやプロジェクト管理補佐、チーム内外のサポートみたいな部分にも手を出しつつありました。直近ではインターン関連タスクのチーム内ディレクション役として携っていました。歴としても結構長くなってきており、そろそろ環境を変えたいなと思い、今回の異動を自ら希望した次第です。あとアニメとかマンガが好きなのでそこに貢献したかったというのもあります。異動したての今は言語こそほぼ変わらないものの、コードベースもチームの文化もなにもかも違うので新鮮な状態です。ちなみに具体的にどういう技術スタックでやっているのかはここに載っています。

一般的な会社だと新しいことに挑戦したい場合は転職するのが一番最初の選択肢として挙がるのではないかと思いますが、弊社の場合はたくさんのプロダクトをやっているので部署異動が実質転職ぐらいにドラスティックに環境を変える手段になって面白いです。アルバイト以外で転職したことないので根拠は薄いけど…

そんなはてなで働いてみたいという方はぜひご応募ください。会社の様子を聴きたいという方はランチで会話するのも歓迎です(会社でランチを食べられます)。Twitterなどで声をかけてくだされば調整します。

はてなで一緒に働きませんか?

Twitterはこちら → @masawada

freetypeのバージョンを2.10.0に上げたらfc-listにSijiが出てこなくなったので直す

polybarのアイコンフォントにSijiを使っているんだけど、突然壊れた。

github.com

From lucy/tewi-font#35 FreeType now uses the `defaultChar' property of PCF fonts to set the glyph for the undefined character at glyph index 0 (as FreeType already does for all other supported font formats). As a consequence, the order of glyphs of a PCF font if accessed with FreeType can be different now compared to previous versions.

The bdf version of the font works. Place it in "~/.local/share/fonts" (or wherever your fonts directory is lcoated), run fc-cache and voila, Siji working again. The declaration for Siji might be different in your configurations, in my polybar configuration I had to change "Wuncon Siji" to just "Siji" to use the bdf variant.

Edit: View script is also working again for me.

なるほど。

$ pacman -Q | grep freetype
freetype2 2.10.0-2

ということで、.local/share/fonts以下にsymlinkを張ってやれば良さそう。

$ mkdir -p $HOME/.local/share/fonts/
$ ln -s /usr/share/fonts/misc/siji.bdf $HOME/.local/share/fonts/siji.bdf

といった具合でfc-listに出現するようになった。

$ fc-list | grep siji
/home/masawada/.local/share/fonts/siji.bdf: Siji:style=Regular

あわせてWuncon SijiだったのがSijiになっているのでpolybarのconfigも変更したところめでたく出るようになりました。

よかったですね。

ghqの配下に良い感じにリポジトリを新規作成する

どんどん小ネタ放出していくぞ

ghqが便利なんだけど、新しいリポジトリをローカルに作るときにいちいち適当な既存のリポジトリに入ってからcd ..してmkdirして…とやるのがだるかったので、そのあたりを1コマンドでやってくれるgit subcommandを作った。適当にPATHの通ったとこに置いとくとgit new-repo [-u user] [-s service] repo_nameで良い感じにやってくれます。ghq.rootは複数指定できる(~/.go/src~/.ghqみたいな)ので、pecoで選択できるようにしてる。

って思ったらid:Sixeightさんが4年くらい前にすでに同じようなの作られてるじゃん!!!

blog.nishimu.land

しかも丁寧にREADME.md作ってるところもほぼ一緒!!! 思うことはみな一緒ということで。

最近のタスク管理とか

昔からタスク管理ツールを使うのが苦手。WunderlistもTodoistもGoogle Keepもいろいろと試したんだけど、結局使うのを諦めた。ここ2年くらいはMarkdownでタスクリストを書くようにしている。その心は:

  • キーボードだけで操作が全て完結する
    • 複数項目を一気に移動したいときは範囲選択してカット&ペーストしたら良い
  • 付随する情報の表現が簡単で、一覧性に優れている
    • 買い物というタスクには、卵を買うとかピーマンを買うみたいな情報があるはず
    • 階層化されたツールだといちいち買い物タスクの小タスク(中身)を見に行く必要があって不便

といった感じ。これに加えて、使うツール極力減らしたいという意図もあって、家事についてはGitHubのIssue上で管理している。結構こまごましたことも書いておいて、ちまちま潰すのが達成感があって良い。

f:id:masawada:20190304182154p:plain

スマートフォンからチェックボックスを操作できないのが若干痛いけど、だいたい常時PCを開いているので苦にはならない。

では業務ではどうなのかというと、いろいろと理由はあるけれど主にだるいという理由でやっていない。頻繁にタスクの優先度を上げ下げしたりいろんなメモを書き込んでいきたいわけだけれど、都度Issueを開いて書き換えるという行動はコストになる。あとはローカルに保存しておきたいという話題もある。

これまではMacを使っていたのでStickiesとかでお茶をにごしていたのだけれど、最近はLinuxデスクトップを使っていて(このあたりは今度別に書く)、いい感じのアプリがないのでどうしたものかなーと思っていた。そういう状態を放置していたらだんだんとタスクを管理しきれなくなってきたので、最近は手元でうまいぐあいにMarkdownファイルを生成してToDo管理ができる小さなツールを書いて使ってる。

これを todo というファイル名で適当にパスの通った場所に置いてる。

  • todo [edit]
    • $HOME/.todo ディレクトリに YYYY-mm-dd.md という名前のファイルを作成して開く
      • 今日のファイルがなかったら新規作成or前日のデータをコピーして開く
  • todo history
    • pecoで過去の日付のファイルを開く

くらいの機能がある。タスク管理くらいのフロー感のある情報だとホームディレクトリとか適当なところに置きがちだけど、いちいち vim ~/todo.md とかで開くのはだるいし、ホームディレクトリにそういうファイルがあるのも気になって仕方がないタチなのでできれば隠したい。todoコマンド一発で今日の日付のタスク管理ファイルを開けるのは気軽だし、毎日新たに作りなおすので日次で作業がどれだけ進んだのかとかどれだけタスクが積まれたのかなどがわかって良い。と思う。Gitで管理/検索などできるようなサブコマンドとかあれば良いのかなーと思いつつ、いまのところこれくらいで不自由していないので手をつけていない。

あとはお好きなエディタにMarkdownをいい感じに編集するプラグインなどを入れて、チェックボックスに一発でチェックを入れられるようにしたら良いと思う。

仕事上常に端末を開いているので、僕にはこれくらいのタスク管理方法が合っている。